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大阪府公立高校入試 傾向と対策

2020年9月2日 ブログ

今年はコロナ騒動で大変な年になりましたね。というかまだ終わってませんけど。そんなこんなで気が付けば夏休みも終わり。毎年備忘録も兼ねて(?)記録していた公立高校入試の平均点推移および傾向と対策を残しておきます。

以下の表はABCの3段階になった2016年からの合格者の教科別平均点です。本当は90点満点ですが,100点満点に換算してあります。

  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
国語A 58.6 68.9 52.3 50.4 60.0
国語B 63.4 66.0 57.8 55.1 61.1
国語C 52.5 61.9 63.0 47.3 59.6
数学A 58.4 51.9 60.7 64.2 61.4
数学B 46.5 32.4 54.6 54.6 49.5
数学C 44.2 28.6 56.2 58.0 41.3
英語A 43.6 41.6 47.2 41.2 44.3
英語B 50.1 48.1 51.6 46.3 53.4
英語C 62.8 58.9 56.6 51.7 52.7
理科 49.0 43.7 50.9 48.6 53.9
社会 49.9 58.8 58.1 50.5 58.1


※大阪府教育センターのホームページ
http://wwwc.osaka-c.ed.jp/category/forteacher/investigate/investigate_publication.html より

昨年はざっくり言うと「文系難・理系易」の傾向でしたが,今年は少し戻した感じですね。数学Cがやはりと言うべきか,難化しました。前回も書きましたが,数学は最も差がつく教科なので,あまり簡単にしてしまうと最上位の差が付かなくなってしまいます。なので入試では数学の平均点が一番低いのが普通なんですね。2018・2019年はちょっと簡単すぎましたね…。おそらく来年以降も今年くらいの難易度になると思います。

英語は難しいままですね…。英検2級を持っていると8割確保できるんですが,これってめちゃくちゃ有利ですよね。精神的にも。実際,ここ数年で2級取得者の人数がすごく増えてるそうです。だからといって誰でもほいほい2級とれるわけではないんですが。

理科は平均点以上に簡単…というか,オーソドックスな問題だったと思います。毎年,「身近な道具の原理を考えさせる問題」等の独自性の高い問題が出題され,原理原則を正しく理解できているかが問われるんですが,これがなかなか手強い。今年は最後の電圧を水圧に例える問題がそれにあたるかと思いますが,それほど難しくはありませんでした。総じて典型問題の訓練が非常に有効であったと思います。

数学Cについてもう少し掘り下げてみましょう。

大問1(小問集合)ですが,計算問題は普通…というか,多少難しくても単なる計算は全問正解しとかないと点取るとこ無くなってしまいますよ(笑)。今年は確率が簡単でしたね。正答率は72.9%でした。できてなかったのが「反比例の変化の割合」と「平均値」です。どちらも1・2年のフツーの問題だったのに,正答率は54.1%と38.8%と低め。平均の問題なんて,1年生に解かせた方が正答率良いんじゃないかってくらいのボーナス問題だったのになぁ。そしてなんといっても「整数問題」。無答率が41.2%と大問1の中ではダントツで白紙が多い。つまり「手も足もでない」ということです。これはもったいないですね。整数問題は計算自体は難しくないので,解法が分かればまず正解できます(今年の整数問題の解説はこちら)。関数の求め方を書かせるのも定番ですよね。

大問2(平面図形)は平行四辺形であることの証明という,入試としてはちょっと珍しい証明問題が出ました。そもそも平行四辺形であることの証明自体が難しいんですね。手段がたくさんあるので方針がなかなか立たないんです。ですので,ある程度の「決め打ち」が必要になります。このあたりはタイプ別に特訓するしかないですね。正答率は30.1%でした。後半の線分比と面積比もなかなか難問でしたが,正答率は20.0%,8.2%なので解けなかったとしても致命的なダメージにはならないでしょう。

大問3(空間図形)は特にいつもと変わった点はありませんでしたね。例年通り難問でした。最後の問題なんて正答率3.5%ですから。解けなくても問題ありません。

というわけで来年へ向けての対策ですが,①1年の「資料の整理」もきっちりと仕上げること。②確率は毎年同じタイプの問題が出るのでしっかり練習しておくこと。③整数問題も確実に解けるようになっておきたい。④関数の求め方も書けるように。以上で大問1は全問正解を目指す!そのうえで,図形問題の簡単な問題を取りこぼさなければ,少なくとも数学が足を引っ張ることはないでしょう。

ただし,来年はコロナの影響で3年範囲の「円周角と中心角」「三平方の定理」「資料の活用」が出題されません。これは平面図形,空間図形に非常に大きな影響があります。例年以上に「相似」を完璧に仕上げ,1,2年の図形範囲もしっかり見直ししておきましょう。

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